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黒部ダムにいきました。

こんにちは
設計部のナカムラです

先日、富山県立山町にある黒部ダムにいきました。

黒部ダムは、1956年に着工され、1963年に完成しました。
戦後、関西地方は深刻な電力不足が続いており、特に大阪では1週間のうち
給電日がもうけられるほどだったそうです。

この電力不足を何とかしようと、関西電力が目をつけたのが、豊富な水量と大きな高低差をもつ黒部川でした。
こうして黒部川第四発電所の建設が始まったのです。

黒部ダムに貯められた水は、山の中に造られた水路を通って、約10キロ下流にある黒部川第四発電所へ送られます。
発電所は雪崩などの厳しい環境から設備を守るために、黒部の奥深い山中、地下に造られました。
これが当時の技術で作られたかと思うと驚きます。

建設も過酷で、特に破砕帯では、約80mを掘るのにすすめるのに7カ月要したといわれています。
摂氏4℃の水を手作業で掘り進めたのだとか。
今も水が流れ続けており、実際見ることができます。
工程を知れば知るほど、当時の人々の熱意と仕事へのこだわり、使命感を感じました。

かかわった人は1000万人以上。
間組、熊谷組、鹿島建設、佐藤工業、大成建設など複数の建設会社がかかわる大きなプロジェクトに、
責任者の重圧は、どれほどのものか、非常に感慨深いです。
総工費は当時513億。
現在だと3000億近くかかるようです。
今も、関西電力の人たちが設備を守り続けています。

私たちも、家を建てて終わりではありません。
年に2回定期点検にまわっており、暮らしを支え続ける点では通じるものがあります。

黒部ダムで感じた「造って終わりではない仕事の重み」を日々の業務にも活かしていきたいと思います。

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