地球温暖化防止は世界的テーマであり、住宅にも優れた断熱性能が求められています。より良い住まいづくりの実践から、丸山では次世代省エネルギー基準に適合する断熱材‘セルロースファイバー’を標準施工し、環境に優しい快適な居住空間を提供しています。
丸山標準仕様の断熱材セルロースファイバーは、天然の木質繊維です。繊維の中に空気の粒が含まれ、 断熱性に優れています。
また、素材そのものに湿気を吸収したり放出したりする機能が備わっていますので、断熱材内部の結露を防止。快適な住環境をつくります。
1階床下には、スタイロフォーム(スタイロエースⅡ)が使われます。スタイロフォーム(スタイロエースⅡ)は、完全に独立した無数の気泡でできた発泡体です。熱を伝える3要素(伝導・輻射・対流)が、この小さな気泡の1粒1粒に閉じこめられるので、熱の伝わりやすさを示す熱伝導率は極めて低く、例えば、外壁材で使われるALC板の約1/4(λ=0.028以下)です。
またスタイロフォームは、完全密閉状態の気泡でできているので水中に長時間つけても、表面に水分が付着するだけで、吸水率は非常にわずかです(吸水率0.01g/100cm2以下=容積比)。膨潤したり、軟化、変形、変質することもありません。
断熱材は、建物の一部となって性能を高めるもの。ですから、断熱性能が次第に低下しては問題です。スタイロフォームは、水を寄せつけず、湿気の侵入もごくわずか。 断熱性能は時間が経過しても変わりません。
玄開ドアは断熱性にすぐれた構造。暖かい空気が外へ逃げたり、冷たい空気が入るのを抑えます。
断熱性能:次世代省エネルギー基準Ⅳ、Ⅴ地域の仕様基準に適用。
窓サッシは常に外気と接しており特に結露が発生しやすい所です。サッシ取付部には断熱材の施工がされていないことが多く見られます。
アルミは熱伝導しやすいため、そこで結露を起こす恐れがあり、一般的にはそのままにしてしまう所ですが、発泡ウレタン断熱材を充填し、壁体内の結露を防ぎます。